新しい肺炎球菌ワクチン(キャップバックス)の取り扱いが始まりました

2026年1月現在、公費補助にて接種可能な肺炎球菌は「ニューモバックス」のみですが、

私費にて肺炎球菌接種を希望される方に「キャップバックス」という新しい肺炎球菌ワクチンの取り扱いを開始いたします。

このキャップバックスは、ニューモバックスが5年ごとに接種していくのに対し、

「生涯1度のみの接種」で抗体が得られるタイプのものになり、過去にニューモバックスを接種されたことがあっても、1年以上経っていれば私費にて接種可能です。

このワクチンは、21種類の肺炎球菌の型に対応しており、これまでのワクチンではカバーできなかった型(たとえば「15A」「16F」「23A」など)も含まれています。
つまり、より多くの種類の肺炎球菌から体を守ることができるのです。

また、キャップバックスは「結合型ワクチン」と呼ばれ免疫が長く続きやすいという特徴があります。
(従来のワクチンよりも“記憶する力”を持つ免疫反応を起こしやすい仕組みです。)


■ ニューモバックスを受けた方にも追加接種がおすすめ

すでにニューモバックス®(PPSV23)を接種した方でも、1年以上経過していればキャップバックス®(PCV21)を追加で接種できます。

キャップバックスを打つことで、より多くの菌の型に対応でき、免疫の質や持続性も高めることができます。さらに、2025年9月に公表された専門家委員会(日本呼吸器学会・感染症学会・ワクチン学会)による最新の見解では、

「ニューモバックス接種後にキャップバックスを接種した場合、以後のニューモバックスの5年ごとの再接種は不要」とされています【日本呼吸器学会ほか, 2025年9月改訂版】。

つまり、
これまでニューモバックスを受けた方も、キャップバックスを1回追加すれば、
その後はニューモバックスを5年ごとに繰り返し接種する必要がなくなります。


■ どんな人におすすめ?

  • 65歳以上の高齢者
  • 心臓病、糖尿病、慢性呼吸器疾患、腎臓病などの持病がある方
  • 免疫が低下している方(ステロイド・抗がん剤などを使用中の方)
  • お孫さんなど小さなお子さんと接する機会が多い方

これらの方は肺炎球菌感染による重症化リスクが高く、新しいキャップバックス®(PCV21)の接種が特に推奨されています。


■ 接種のタイミングと注意点

  • 他の肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス®など)を打った方は、1年以上あけてから接種します。
  • 発熱や体調不良時は延期します。
  • 注射部位の赤みや腫れ、軽い発熱などの副反応は数日でおさまることがほとんどです。

接種は、薬剤入荷の都合上予約制にておこなっております。

キャップバックスは、私費(任意接種)です。金額等はお問い合わせください。

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